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リノベーション費用の相場
リノベーションを行う場合どの程度の費用が必要になるのでしょうか。
統計資料を元に、リノベーションにかかる費用の相場を説明していきたいと思います。
統計データ
リノベーションではなく、リフォームのデータにはなりますが、一般社団法人住宅リフォーム推進協議会が行った 住宅リフォーム実例調査の平成26年度の統計によると 、以下の通りとなります。
中古住宅の購入前後と考えられる、「居住期間0年でのリフォーム」≒「中古住宅を購入してのリノベーション」とほぼ同義と考え、居住期間0年でのリフォームにかける金額のデータを使用したいと思います。
マンションでは、500万円〜1000万円が最多価格帯となり、46.3%を占め、1000万円超はわずか11.9%に過ぎません。
一方、戸建ての場合は1000万円超が 48.8%と 約半数を占めています。
両者のこの違いとしては、マンションでは玄関やサッシ、バルコニー等の共有部分はリフォームできないため、マンションでのリフォーム・リノベーションは室内だけの改装工事になりますが、戸建ての大規模リフォーム、リノベーションの場合は、外壁、屋根までも工事に含まれるため、工事内容が増え、結果費用の増大につながることが予想されます。
よって、大規模リフォームやリノベーションを行う場合、同じ工事面積であれば、マンションのほうが安上がりで済むといえそうです。
中古住宅購入価格とリノベーション費用を合わせた場合
住居の購入に1500万円〜2200万円、リノベーションに500万円〜1000万円超。
合計で2000万円〜3000万円超 というのがもっとも一般的な予算であるようです。
坪単価はあくまで目安と思っておこう
リノベーションにかかる坪単価は、工事する物件の広さや設備のグレードにもよりますが、一般的な坪単価は50万円/坪前後のようです。
当サイトで紹介している事例の統計をとってみても46万円/坪ほどでした。
ただし、この坪単価、これはあくまでも目安程度に留めておきましょう。
なぜならまず、物件が狭くなるほど坪単価は割高になります。なぜならば各部屋の広さがどれだけ大きくなろうが必要な設備の数には変わりはないからです。
玄関ドアやキッチン、風呂、トイレの数は家の大きさに関係ありません。
そして、住居の費用の中でもっとも高額なのは、これら住宅設備なので、必要な設備の数が同じである以上、小さな家ほど単位面積当たりの額である坪単価は割高になります。
また、ウッドデッキや庇などの室外部分は坪単価の坪数には含まれませんが、費用には含まれます。
ですので、ウッドデッキや庇など室外部分の建築面積が増えるほど坪単価は上昇していきます。