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ホームインスペクションを利用して欠陥住宅の購入を防ごう
既に手持ちの住宅があるわけでもなく、中古住宅を自ら購入してリノベーションするというのは、かなり勇気がいるもの。
誰しも欠陥住宅を掴まされてしまうのではないかという不安が付きまといます。
工事を開始して天井や床下を開けてみたら、家の躯体部分が劣化していたため補強が必要になった、断熱材が無かったなどなど…
しかし、住宅の場合は目に見えない部分はどうしても物件の購入前には把握しきれません。
ではそれら不具合は開けてビックリ玉手箱で、家を購入してからバラしてみないとわからないことなのでしょうか?
そんなことはありません。
住宅の購入前にホームインスペクションと呼ばれる住宅診断を受けることができるのです。
ホームインスペクションとは!?
住宅診断士と呼ばれる専門家が第三者的な立場から住宅の劣化状況、欠陥の有無、改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などをアドバイスしてもらえるサービスです。
外壁や基礎に不具合の 兆候は見られないか、室内に雨漏りの形跡はないかなどを目視で確認し、建物のコンディションを確認します。
そこで更に目視検査だけではわからない懸念事項がある場合は、機材を使用しての詳細な診断も行えます。
この住宅診断を行うことで、
- 欠陥住宅ではないか
- いつごろ、どこに、いくらくらいのお金がかかるのか
- あと何年くらいもつのか
といったことがわかります。
ホームインスペクションにかかる費用は
日本ホームインスペクター協会によると、目視の場合は2〜3時間の検査で5万円前後、機材を使用した詳細診断の場合は10万円以上が相場のようです。
ホームインスペクションを行えないときもある
ただし、これは売り手側の承諾がないと実施できないのが残念です。
物件の劣化状況が把握できるので、売り手の許可を得れるのならば、是非とも実施しておきたいところですね。
中古住宅を購入してみたはいいけど、予想以上に家が傷んでいたのでは泣けてきますから。