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リノベーションにかかる工期について
リノベーションとは、設計開始から住宅完成まで、どの程度の期間が必要なものなのでしょうか。
簡単なリフォーム工事ならば数日で済んでしまいますし、新築では設計と工事合わせて1年近くかかる場合もあります。
そこで、独自のアンケート調査を行い、設計と工事にかかるそれぞれの期間をまとめました。
最低でも半年以上ははかかるリノベーション工事
当サイトが行ったアンケートによると、設計にかかる期間が平均3.7カ月、工事期間が平均3.6カ月となり、設計開始から工事完了までは7カ月強はかかるようです。
また、別の統計資料をあたってみると、国土交通省がまとめた平成27年度下半期の「建築物リフォーム・リニューアル調査報告」に住宅のリフォーム・リニューアル工事の平均工期がまとめられており、それによると、工事予算が500万円以上 1,000万円未満の場合の平均工期は、マンションで46.3日、一戸建ての場合で56.9日となっており、マンションより一戸建ての方が工期が長いですが、大体2カ月弱くらいとなっています。
また、戸建てをリノベーションする場合、家を解体してみないことには、家内部の躯体部分の詳細がわからないところもあるため、解体後に追加工事が必要になった場合には、そこから更に追加の予算と工期が必要になってきます。
既に住んでいる住宅をリノベーションするのではなく、中古住宅を購入してからのリノベーションを考えている場合には、上記の期間に加えて物件を探す期間を必要になってきます。
物件を決めるまでにかかる期間は人それぞれ、運次第の部分もありますので、期間には余裕をもっておくといいでしょう。
工期を短縮させるためにできること
あらかじめ家づくりの要望を決めておきましょう。
いざ物件探しをするにしても、ただ漠然とオシャレな家に住みたいといったあいまいな希望では物件選びにも迷いが生じますし、リノベーションの設計段階でもいたずらに時間がかかってしまします。
まずは自分がどのような家に住みたいのか、どのようなライフスタイルを望んでいるのか、まずはそこをハッキリとさせる必要があります。
雑誌で見かけたオシャレな洗面台がほしい、コレクションした北欧家具を中心としたリビングがほしい、薪ストーブと土間のある家に住みたいなど、自身の要望をまとめ、紙に書き出すのです。
また、自分自身が捻出できる費用もあらかじめハッキリさせる必要があります。
自身のプランと予算がハッキリ決まっていないことには業者や設計士も具体的な設計がしにくいです。
なるべく詳細に自分の要望と予算ををまとめておきましょう。
リノベーション期間中は仮住まいも必要
住みながら工事のできるリフォームと違い、大規模な工事を行うリノベーションや建て替えの場合はそうはいきません。
工事期間中の仮住まいを確保する必要があります。
あくまで仮の住まいなので、敷金礼金などの初期費用の掛からない物件を利用したいところ。
そこでもし、リノベーション会社と提携している不動産会社があれば、そういった初期費用を大きく減らすことができる可能性があります。
リノベーションでの引っ越しには、専用サービスを利用しよう
建て替えやリノベーションの場合は、出ていくときと戻るときの計2回引っ越しをしなければなりませんが、「建て替え・リフォーム」専用のプランがある引っ越し業者もありますので、是非とも利用しましょう。
その際も複数の見積りをとって、自分にあった引っ越し業者を選ぶことをオススメします。
中には、引っ越し後の住所変更を一括で申し込める、一括見積りサービスも存在します。是非とも利用したいところですね。