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中古マンション購入時の注意事項
中古マンション購入時の2つのポイント
中古住宅を購入するときは、ホームインスペクションと呼ばれる住宅の検査を受けたり、中古住宅売買かし保険と呼ばれる検査と保証がセットになった保険に加入することで欠陥住宅を購入するリスクを減らすことはできます。
しかし、共同住宅であるマンションでは、住宅の欠陥以外にも、マンションならではの注意事項が存在しますので、しっかりと把握して優良物件を手に入れましょう。
大規模修繕履歴が残っているか
マンションの寿命は、この大規模修繕が適切に行われているかによって決まるといっても過言ではありません。
適切なメンテナンスが施されているからこそ、その性能を維持できるのです。
管理組合又は管理会社にて定期的なスケジュールが組まれているのか、また、その履歴がキチンと残っているのかも合わせて確認しましょう。
履歴もなく、管理がずさんなようでは信頼できないですからね。
最近は管理組合の状況の提供が法的に定められてきていますので、遠慮なく尋ねましょう。
また、居住者による管理費や修繕積立金の滞納がないかも合わせて確認しておきたいところです。
滞納者が増えると、ゆくゆくはその負担が自分に跳ね返って可能性がありますし、マンションの住民間でのトラブルの元になります。
これらの情報は、不動産の仲介業者が調査・説明する義務がありますから、物件購入の際にしっかり確認しておきたいところです。
最近では「遅延損害金制度」というペナルティを設けているマンションもあり、そのようなマンションのほうが安心なのかもしれません。
また、古いマンションの場合は、維持管理を管理会社に委託ではなく、住人による自主管理としているマンションもわずかながら存在します。
管理費は安いかもしれませんが、その分何かと手間がかかるのを覚悟しておくべきでしょう。
マンションの管理規約を確認しよう
マンションの場合は、そのマンション個別の管理規約もキチンと確認しておく必要があります。
物件によっては、フローリングの張替え禁止や、水回りの位置変更不可などの場合もあり、その場合はそのマンションの管理規約にキチンと定められていますので、必ず確認しておくようにしましょう。