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敢えて家を削ることで快適さを手に入れれることもある!
増築ではなく、減築という手法をご存じでしょうか?
文字通り家を小さくダウンサイジングする手法のことです。
終の棲家をつくるため、また、開放感と採光の良い部屋をつくるための手段として、減築という手法があるのです。
終の棲家
子供が成長して巣立っていき、夫婦二人だけの終の棲家を作ろうと思ったとき、家族4人が前提の家では広すぎます。
かつての子供たちの部屋を物置にするのではなく、思い切ってなくすことで、片付けとメンテナンスの手間を減らせますし、固定資産税も安くなります。
また、夫婦の寝室も含め、普段の生活に使う部屋を1階に集中させることで、老後に階段を昇る手間を減らすことができます。
老後は動線を短く狭くしたほうが暮らしやすいですよね。
2階を無くして平屋にする、無理ならば使用頻度の低い部屋、例えば収納部屋などを2階にもっていくなどの工夫をすると使い勝手がよくなるでしょう。
減築することで、明るく開放感あふれる部屋が生まれることも!
減築は何も老後の家をつくるためだけの手法ではありません。
わざと家を削って中庭を作るなどして、開放感と明かりの差し込む部屋を生み出すこともできるのです。
暗く風通しの悪い部屋を削ることで、その削った部屋の周りに明かりが差し込み、かつては暗くジメジメした1階が、明るく光りと風が差し込む部屋に変身するのです。
家が狭くなったはずなのに、開放感が増し、かえって広く感じるなんてことも。
この減築を得意技とする設計士もいるくらいです。
家が狭くなるからと、早々に選択肢から外すことなく、是非一度検討してみることをオススメします。